理科の教科書に登場するほど有名になったLED

 まちのあちらこちらで、LEDの電飾を見かける。青っぽいどこか涼しげな印象のする電飾だ。仕事終わりに暗くなった町の中で、やビルの壁がきれいに彩られているのを目にすると、一日の終わりにほっとするときがある。 LEDってなんなんだろうと思っていたら、中学生の理科の教科書にも登場していたので読んでみた。読んでみたところで結局は、よくわからないのだが。
HIDは高性能な照明技術として注目を集めているようです、HIDは車やバイク、列車などのヘッドランプなどに主に採用されており、従来のハロゲンランプよりも、光度が高くライトの照射範囲なども広いため、夜間などの安全性が高まるなどの大きなメリットがあります、まだまだ発展途上の照明技術ではありますが、今後さらに進歩するでしょう。
 祇園祭が始まり、京都は夏本番を迎えました。早くも6月の末に猛暑日があり、既に寝苦しい夜が続いていますね。昨夏に続き、今年も暑い夏になるのでしょうか。
 以前にご紹介した、京都国立近代美術館で開催中の「没後100年 青木繁展−−よみがえる神話と芸術」は、いよいよ今週末10日までとなりました。お約束していた、私が心引かれた絵についてお話ししましょう。
 青木繁が不幸にも生前の評価が必ずしも高くなかった理由の一つに、「未完成」的な筆致があるといいます。有名な「海の幸」も中央の人物は筋肉の盛り上がりまで細かく描かれているのに、両端の人物はまるで下絵のように線も色もはっきりしません。
 そんな「未完成」的な作品の一つが「光明皇后」です。まるで天平時代の女性の肩巾(ひれ)の薄絹を透かして見ているような曖昧模糊(あいまいもこ)とした像です。林芙美子が病床の青木繁を描いた小説「夜猿」の冒頭に出てくる「天平の赤い服の女が、手を口にあてて誰かを熱心に呼んでいる。じいっと熱に耐えて繁は眼を細めた。あの女が、せめてこちらを見てくれたなら、俺は生きかえってみせる」というのは、この絵のイメージではないかと思いました。顔もさだかでないぼんやりとした画面が、かえって想像をかきたてるとでもいえましょうか。
 反対にきっちり描き込んで「完成」しているのが、晩年におそらく生活費のために引き受けた、肖像画の数々です。見ていて何だか痛々しくなってきました。また「もし…」ですが、もし、経済的な不安なく青木繁が思いのままに筆をふるい続けることができていたなら、と考えてしまいました。こんなに「もし」と考えさせられる画家は初めてのような気がします。そして、絶筆の「朝日」の清らかな完成度に何だか安心しました。
 会場ではじっくりと時間をかけて味わっている人が多いように思います。それぞれに心引かれる絵があるからでしょう。暑い午後をゆっくり美術館で過ごすのは、節電策としてもいいかもしれません。ぜひお出かけください。【京都支局長・小笠原敦子】

7月4日朝刊

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 ◇「金地菊花文様唐織」など忠実に再現
 祇園祭船鉾保存会(京都市下京区)は、船鉾の御神体である神功(じんぐう)皇后が鉾の上で身に付ける衣装を約150年ぶりに新調。3日、神面の無事を確認する恒例の「神面改め」に合わせてお披露目された。【成田有佳】
 妊娠中に戦に出陣し勝利を収めたと伝わる神功皇后は安産の神とされる。従来の衣装は裾が破れるなど老朽化したため新調。水干「金地菊花文様唐織(きんじきくはなもんようからおり)」(身丈121センチ)は大きな菊の花、袴(はかま)の一種の大口「白地御簾(みす)文様金襴(きんらん)」(同95センチ)は御簾の模様など現品を忠実に再現した。
 17日の山鉾巡行で神功皇后が身に付けるが、見られるのは鉾に上がれる囃子方(はやしかた)らのみ。同会の長江治男理事長(78)は「見えへんところにも力を入れるのが祇園祭の特徴の一つ。新調は感慨深くいつまでも残していけたらと思う」と話していた。

7月4日朝刊

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 国宝や重要文化財などを修理する伝統技術を継承していこうと、修理にあたっている技術者を集めた研修会が3日、京都市上京区のホテルで開かれた。後継者不足や修理に必要な材料の入手が困難になるなど、業界を取り巻く環境は年々厳しくなっており「このままでは文化財修理だけでは食べていけなくなる」などの切実な声が相次いだ。【堀智行】
 研修会は、大工や左官、瓦職人など文化財の修理を担当している各業界団体でつくる文化財修理技術保存連盟(東山区)の主催。同連盟は04年に結成され、若い担い手を育成するなど連携して技術を受け継いでいくことを目指している。
 今回は全国から約150人が参加した。「技術の伝承」をテーマにしたパネルディスカッションでは各団体の代表者らが議論。後継者不足について、日本伝統建築技術保存会の西沢政男会長は「若い後継者が安心して技術を学べるような賃金など雇用環境を整えていく必要がある」などと訴えた。会場からも「安定した収入がないと職人が定着しない。文化財の修理を担っているという技術的な価値をもっと認めてほしい」などの声が上がった。

7月4日朝刊

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